鋳込み体験 in 吉野ヶ里歴史公園2023

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鋳込み体験 in 吉野ケ里遺跡☆⡱2023

2/12に #吉野ケ里歴史公園 であった『青銅の鋳込み体験』に行ってきました(^^)/

年に1回か2回しか開催されない催しもので、とっても人気があるそうです。

次男が12月初に学校からもらってきたチラシを見てすぐに☎して予約したけど、4日間、先着10名がほとんど埋まってた💦本当に人気のイベント

しかも参加費10,000円💰

ひょぇ~Σ(゚Д゚)と思ったけど、誕生日プレゼントの代わりに、鋳込み体験したいというのでOKしました

 

工程を説明

さて、鋳込み体験の流れをざざっと申し上げますと

→銅を1200度以上の炉で溶かす
→型に流し込む
→冷やす
→型から外す
→バリ(周りの余分なところ)を機械でとる
→グラインダーで軽く磨いてもらって
→やすりで磨く(ココ苦行!!)

 

銅が溶けてるところ初めてみました(゜゜)オレンジ色のアチアチの液体・・・

それを型に流し込みます。

ちなみに 銅88%、すず10%、その他(りん・・タシカ)2% だそうです。

熱い銅が足かかるとにいけないので、白いプロテクターを付けます。

低学年くらいの小さい子も自分で型に流し込みます。

職員さんが危なくないように見守ってくれるものの、ここまでさせてくれる体験ってあんまりないですよね~!
ありがとう、職員さん♪

流し込んでいるところの動画が消えてしまって💦ありませんが
流し終わった後の型の様子がこちら↓

湯気がでてます。 案外とすぐに固まります。最後は水で冷やします。

 

型から外した様子

型の中には「剣・銅鏡・勾玉」の3つの型があって、いっぺんに抜きます。

綺麗な銅色✨ちょっと感動します。

お一人だけ、剣の1/3くらいが黒くなっていました。
でも2~3本くらいは職員さんが予備の型で作ってくれているので交換してもらっていました。安心です。

型から外したら、バリ(周りの余分な部分)を機械で削ります。

その後、手作業のグラインダーで粗削りをしてもらいました。
グラインダーで粗削りしてもらった様子がこちら↓

この粗削りがなかったら磨きが相当大変だと思います。ぜひお願いしましょう(^^)/

ここまでで約1時間。アツアツの銅を流し込む以外はほとんど何もしていません。さぁ!今から磨きにかかります。

磨きという苦行

そう、何が大変かって、『磨き』なんです~~

『磨き』という名の苦行を2時間ほど行うというのが
吉野ヶ里・青銅鋳込み体験の醍醐味(笑)

簡単に出来上がっては意味がありません

初めは鉄のやすりで

やすりも大きさ違いが3種類くらいあって、つばや剣の先によって使い分けつつ、充てる角度を変えつつ、削りすぎないように・・・

↓ちなみにこれは早送りではありません(笑) 次男がんばってます

 

一体この鋳込み体験は
ドコ層ターゲットなんだろう・・という疑問を抱きつつ

磨く
磨く
磨く

一心不乱

古代の人達は、王の装飾品を作るためにこういう事をしていたのかぁ~想いをはせつつ

最後は紙やすりです

2時間磨いても、完成には至りません。

あとはお家で磨きます(父が)

 

2時間磨いた剣は

こちらが磨き終わった剣・銅鏡・勾玉

こういう大変な苦労も伴った体験事は子供の記憶にもしっかり残りますし、とって貴重だなぁ~と思います。

イベントを主催してくれた吉野ヶ里のスタッフの方、ありがとうございます。ずっと続けて欲しいイベントです!

青銅の剣は重くて、家に遊びに来た人がすぐ手に取れるように自慢げにリビングに置いていますよ♪

 

補足などなど

申し込みのときに職員さんが色々教えてくれましたが、補足として記載します

※雨や雪だと中止だそうです。あまりにも寒いと銅の温度があがらないとか・・
前日の雨が残っていても開催が微妙と聞いていましたので、てるてる坊主作りましょう♪

※開催場所は「古代の森体験館」です。車は北口駐車場に停めて、北口サービスセンターから入りましょう
正門からだとすんごい遠いです

※「古代の森体験館」周りは食べ物が売っていないので、少し持って行った方が良いかも。
巡回バスで移動して正門の方にいけば色々ありますよ~

我が家は父母子で行ったので、それぞれ3つを担当して磨きました。
兄弟児を連れていくのもありだと思います。

歴史好き、クラフト好きにはおすすめの体験でした

 

 

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